999. その他

大学へ通う意味が薄れてくる

子どもが少しずつ大きくなってくるのに合わせて、
我が家の保険を見直しています。

保険にはとても疎い自分ですが、
将来のことを考えるとやっぱり必要かなと悩み中。

家族会議でじっくり決めたいと思います。

さて、保険の種類の1つに学資保険があります。

学資保険とは子供の教育費などに掛かるお金を補助することを目的とし、
契約した保険料をきちんと支払うことによって、
教育資金が必要になると予め設定した時期に給付金として
まとまったお金を受け取ることができる保険です。

未来のための貯金のようなもので、
一般的には大学入学時に給付されることが多いです。

我が家でも検討している保険の1つです。

この保険のプランを見ていて、
18歳で大学入学という人生プランに少し違和感を覚えました。

私の子どもは今1歳、
大学へ通う年齢になるまであと17年あります。

17年後、果たして大学はどうなっているでしょうか。

私は大学へ通う人は今より少なくなっていると思っています。

教育のオンライン化

まず1つ目の理由として、教育のオンライン化が挙げられます。

今までは大学に行かなければ受けられなかった教育が、
家庭で、しかも無償で受けることができるようになってきました。

最も有名なものはカーン・アカデミー
サルマン・カーンによって設立された非営利の教育ウェブサイトです。

 TED TALK サルマン・カーン「ビデオによる教育の再発明」

3000本以上の教育ビデオが登録されていて、
初等教育から大学レベルの講義まで、
物理、数学、生化学から美術史、経済学、ファイナンスまで、内容は多岐に渡っています。

日本でもスクーShareWisなど、
教育系のサービスが次々と生まれています。

これら教育系サービスは多くが無料、
そうなれば純粋に「学習」という点では
大学に通う必要が減ってくるのではないかと予測できます。

SNSの発達

2つ目の理由はSNSの発達です。

大学での大きな魅力に「多様な友人ができる」というものがあります。

学科、サークル、バイト、寮、合コンなどなど、
高校までの限定された交友関係から、
一気に広がりが出るのが大学時代です。

ただ、連絡手段が電話かメールの時代ならいざ知らず、今はSNS全盛の時代。
自分と興味関心の一致する人、コミュニティを探すのに苦労しません。

ちょっと検索すればすぐに見つけることができます。

そうすると、出会いの場としての大学は、その価値が薄れてきます。

わざわざ高いお金を払わなくても、
手軽に、しかも無料で使えるSNSを利用すれば
簡単に新しい人と知り合えるわけなので。

今後どんなツールが出てくるかわかりませんが、
より人と出会いやすくなることは確かです。

その時大学の価値はどうなっているでしょうか。

大学は卒業証書をもらうだけの場所なのか

他にもいくつかありますが、代表的なのはこの2つ。

大学の価値は少しずつ低くなるのは間違いないと思っています。

それでも以前として就職時には「大卒」の肩書が必要な企業は多く残るでしょう。

そうなると、大学の価値は卒業証書をもらうこと、
つまり「就職試験を受ける資格を得る」ことが最大の目的になるように思います。

今世界のトップクラスの大学は、
全世界から優秀な学生を集めようと必死になっています。

それは優秀な学生を集めないと、
大学の価値が低下するという危機感があるからだと思います。

優秀な学生がいれば、そこから質の高い議論が生まれ、アイデアが生まれる。
それは教育のオンライン化やSNSのつながりだけでは作り出せません。

大学の価値は「そこに行かないと受けられないもの」に
大きく左右されてくるのだろうと思いました。

教育の未来については、個人的にとても興味があること。

今後も広く動向をチェックして、
自分と自分の子どもに還元していこうと思うのです。

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2013-07-17 | Posted in 999. その他Comments Closed