203. 関わり方

つながりは身近な人から

3月は別れの季節。

学校では卒業式があり、会社では異動や転勤があり、
人が大きく動く時期です。

自分が今住んでるアパートでも、
ある家族が今週中で退去することになりました。

土屋家と同じく夫婦と子ども1人という家族構成だったので、
勝手に親しみを感じていた家族です。

特別会って話したり、個人的な交流はなかったのですが、
会った時に立ち話したり、うちの子どもにかまってくれたり、
小さな交流は日常的にありました。

そのせいか、引っ越しの報告を聞いた時は寂しさを感じました。

この寂しさを感じたという体験、
寂しいんですけど自分にとっては嬉しさも同時に感じました。

それは過去の苦い経験があるからです。

今のアパートに引っ越す前、
まだ新潟市中央区に住んでいた頃のことです。

当時まだ子どもが生まれたばかりで、
子どもは昼も夜も関係なく突然泣き叫ぶ日々を送っていました。

ちょうど夏に差し掛かった頃、
暑くなって窓を開けることが多くなってきました。

そうした暑い日々が過ぎていったある日、
アパートの窓から隣の棟を見ると何やら張り紙が貼ってあったのです。
(自分の部屋の窓から隣の棟まで数メートル程度)

そこには、
「子どもがうるさいから静かにさせてほしい。
 ゆっくり寝たいから窓を閉めてほしい」
ということが書かれていました。

自分にとってショックだったのは、
「うるさい」とか「窓を閉めろ」と注意されたことではなく、
たった数メートルの距離に住んでいる隣人なのに、
声をかけてくれなかったことです。

この時、自分がいかに近所付き合いをしていなかったか痛感しました。

同じくらいのタイミングで、ある方から
「つながりという言葉を使う人は、ネットだけじゃなく近所付き合いもしてるのか」
という言葉を聞きました。

自分のことを振り返ってみると、
ネットを通じて朝活はじめ、多くの人と出会ってきたけど、
隣に住んでいる人の顔も名前もよくわからず、
視野が狭くなっていたなと感じました。

そこに例の張り紙の件。

この時強く思いました。
次の場所では近所付き合いをしっかりしようと。

幸か不幸か、張り紙があった2週間後に引っ越しが決まっていて、
今から約2年前、今の場所に移り住んできました。

このアパートでは、積極的に自分から挨拶したり、
隣の部屋の人と一緒にご飯食べたり、
町内会の集まりに参加したり、
意識して近所の方と交流してきました。

最初は面倒かと思っていた近所付き合いも、
全然そんなことはなく、むしろ楽しいです。
(アパートで年齢が近い人が多いのが大きい)

そうやって近所付き合いを重ねてきて、
少しずつ信頼というか、連帯感が生まれてきたように思います。

今回の引っ越しで寂しさを感じられたのは、
きっと今まで交流してきた時間が楽しかったからです。

楽しくなかったら別れの時に何も感じないだろうから。

欲しかったものが1つ手に入りました。

「つながりは身近な人から」

画面の向こうの人だけでなく、
隣で生きている人にももっと目を向けて。

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2014-03-19 | Posted in 203. 関わり方Comments Closed