110. 参加イベント

佐渡トライアスロンに参加してきました その2

こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

前回の記事の続き、佐渡トライアスロンに参加した時のことです。

前回はバイクが出発したところまで書きましたので、
今回はバイク出発後、自分の出番終了まで一気に書いていきます。

スタート前

バイク担当の中学同級生「かっさん」が出発したのは午前8時過ぎ。

一緒に応援していた同じく中学同級生、癒し系笑顔の「ウッチャン」と一緒に、
しばらくある程度の人がバイクで出発するのを見届けていました。

ウッチャンはかっさんを先回りして応援するということで、
8時半頃に会場から抜けてここから自分1人に。

応援者から出場者へと意識を切り替えました。

とはいえ、出番は12時くらいの予測だったのでまだまだ準備には早い。
ということで、休憩所になっている体育館の床で寝ていました。

これから暑くなるほど何もしなくても体力を消耗していくので、
なるべく温存しようと思ってこの作戦にしました。

リレータイプのラン担当の中には同じように寝ている人がいたので、
わりと一般的なのかもしれません。

昼スタートの大会が初めてなのでこのあたりは手探り状態。

10時前に起きておにぎりを2個食べて栄養補給。

空腹で長距離を走るとエネルギーが足りずにガス欠状態になってしまうので、
しっかり食べて本番に備えました。

それから1時間くらいは、スイム担当の人と話したり、
会場にいた同級生と話したりとリラックスした時間を過ごします。

佐渡トライアスロン12

11時になるとトップチームが少しずつ帰還。
佐渡半周100キロを自転車で3時間で周るなんて信じられません。

静岡ガスと佐渡ガスが毎年2トップらしく、
今年も僅差で2チームが飛び出していました。

そんなトップチームを横目に見ながら、少しずつ自分も体を動かし始め、
入念な準備体操をして、軽くジョギングをしました。

ジョギング中にちょっとバイクの人たちを眺めて、
気持ちを本番用に高めていきました。

佐渡トライアスロン13

そして11時半、全ての準備を済ませてスタート地点の待合場所へと向かいます。

ちょうどウッチャンが応援から戻ってきていたので合流。
また別の中学同級生、寡黙な大男の「大佐」と一緒でした。
(大佐はマイペースで朝早くの応援は諦めてた)

2人からかっさんの様子や順位を聞いて、予想通り12時くらいに帰ってきそうだと予測。

佐渡トライアスロンのリレータイプの場合、スタートの呼び出しは全くないので、
予め予測タイムを聞いておいて、予想到着時間に自分でスタート地点に行かないといけません。

ですので、事前に何時に到着しそうとわかるのは、精神的にかなり楽でした。

 ウッチャン「頑張れや!」
 大佐「まあ無理するなや」

と2人から応援されて、
11時45分に荷物も全て置いてスタート地点へ。

少しずつ帰ってくる人が多くなってきました。

予定時刻の12時まであと10分。

ここから最後の集中タイムにしよう、
そう思ってふと自転車置き場の方を見てみると、
なんとかっさんがもう着いてました!

 「かっさん、お疲れ!!」

大声で叫んでリストバンドの受け渡し場所へと走ります。

 「焦らすから予定より飛ばしたわ」

そう言ってリストバンドを渡してくれました。

そのリストバンドを足に巻きつけ、
かっさんと周りの人たちの応援を受けながら、
いよいよ自分のラン20kmの旅へ。

目標タイムの1時間40分を目指して。

スタート後~5km

スタートから1kmは人通りの多い商店街の中を通ります。

自分は前半抑えて後半飛ばすという作戦を立てていたので、
練習よりも慎重にゆっくりとしたペースで入りました。

バイクから混戦でランに流れてきたので、
最初はランナーを抜いたり、逆に抜かれたり。
周りのペースも自分のペースも安定しない感じ。

ただ、そんなカオスな状況に流されないように、抑えて抑えて走っていきます。

3km地点に差し掛かった頃には、少しずつカオス状態が落ち着き、
同じくらいのペースの人が前後にいる状況になりました。

ここで時計を見ると、既に想定ペースよりも1分近く遅れていることに気づきました。

前半は抑えて入ることにしていたのでこのタイムでも問題なかったのですが、
心配だったのは自分の体力。

雲が全くなく、予想より強い日差しが降り注ぐ中走るのは、
自分が思っていた以上に体力を削られます。

「ここから想定ペースに上げると最後まで持たない」

そう判断して、3km地点で迷わず目標を下方修正。
ゴールタイムを1時間40分から1時間45分に再設定しました。
リレーなので安全第一。

風は追い風であったものの、強い日差しのせいでペースが上げられず、
序盤のゆったりペースを保ったまま5km地点を通過。

通過タイムは26分30秒。
当初の予定より1分30秒遅いですが、再設定したタイムなら上々。

前半はこのままのペースで行くことに決めました。

5km~10km(折り返し)

5kmのエイドステーションで水分補給してからは、
しばらく稲刈り直前の田園地帯を走ることになります。

車で通過すると気持ちよく景色も良いのですが、
全く日陰がなく、応援する人もほとんどいないので、ランナーにとっては苦しいゾーンです。

あまりに先を見るとやる気を無くしそうだったので、
すぐ前のランナーの背中を見ながら淡々と走っていきました。

田園地帯の中ほどに来た時、右手に見慣れた車と人影が見えました。
なんと自分の両親!

前日話してた時に
「田んぼのあたりは人少なくてつらいんだよなー」
と話していたのですが、まさにその苦しい場所で応援してくれていました。

これは苦しいところ見せられんと思い、涼しい顔でその場を通過。
(実際はそこまで余裕なかったけど)

田園地帯を抜けた7km~8kmはダラダラとした上り坂。
急な上りよりもダラダラ上りの方が精神的に苦しいです。

そんなランナーの心理をわかってか、
上りの途中に小学校時代の友人数人が応援してくれていました。

苦しい場面での友人の応援は本当に助かります。

強引に笑顔を作って苦しさを紛らわせてこの難所を乗り切ります。

そして、折り返し直前の急坂も勢いで乗り切り、
近所の人からホースで水をかけてもらって、いよいよ半分の折り返し地点へ。

事前に話していた通り、ウッチャンと大佐が折り返し地点で待っていて、
応援してもらって折り返し。
すぐ近くに高校時代の同級生もいて驚きながらも笑顔で対応。

折り返し地点でのタイムは53分近く。
何とか1時間45分を達成できそうなタイム。

いよいよ勝負の後半へと突入します。

10km~15km

折り返して先ほどの急坂を下り終えた時、2つの変化がありました。

1つ目は日差し。後半は来た道を反対に進んでいくので、
前半は前から浴びていた日差しが背中からになりました。

もう1つは風向き。前半は追い風だったのが後半は向かい風になりました。

この2つの変化によって体温上昇が抑えられ、前半より体が軽くなりました。

「これなら後半飛ばせる!」

そう確信して、12km地点のエイドステーションで全身に水を浴びたのを合図に、
折り返し地点から並走していた人を振り切ってスピードアップ!

12~13kmのゆるやかな下りを利用してスピードを上げていきます。
他のランナーは少しずつペースダウンしているので、
前半抜かれたランナーも次々と追い越していきます。

向かい風は本来ランナーにとってきついものですが、
暑さの中のレースでは逆に体を冷やす働きをしてくれました。

この区間のスピードアップのおかげで、15kmの通過は1時間17分余り。

まだペースアップできそうだったので、
目標タイムを再々度設定し直して、1時間42分に上方修正しました。

そして気力が問われる終盤へ。

15km~20km(ゴール)

ここまで来ると、行きでは気づかなかった少しの上りも大きなダメージになってきます。
加えてこの暑さ。

風が吹いているとはいえ、日差しが降り注ぐ30℃近い中走るのは、
体に大きなダメージを与えます。

この時点では、体力的にはまだ余裕がありましたが、
筋肉のエネルギーが不足している感じがして、
思った以上にペースを上げられません。

何とかペースを上げたいと思い、
少し前にいたランナーにひたすらくっついていく作戦にしました。

ほぼ自分の想定していたペースの人で、
ラスト3km地点から後ろに食らいついて走りました。

2人で競りながら走るうち、少しずつゴール地点が迫り、
前を走るランナーの背中も大きくなってきます。

さすがにもう余裕があまりなくなり、
息は大きく乱れ、フォームも崩れてきました。

そのまま2人でラスト1km地点に到達した時、
橋の上りを利用して先に相手がスパート!

このタイミングを逃さず反応して着いていき、
橋の下りを利用して今度は自分がスパート!

姿は見えないですが少しずつ気配が遠ざかっていき、
差が開いているのがわかります。

そのままスピードに乗ってラスト500m、
いよいよ最初の商店街に帰ってきました。

地元の人たちがゼッケンと名前を読み上げて応援してくれます。

その応援を切り裂くように、スパートの速度を落とすことなく駆け抜けます。

ラスト3km地点で前にいたランナーもゴール直前でとらえ、
さらにその前にいたランナー1人も抜かし、
いよいよゴールゲートのあるトラックへ。

ゴールまであと300mのところに再びウッチャンと大佐。

他の声援であまり声が聞こえなかったけど、
ウッチャンは言葉で応援してくれ、大佐は静かに笑っていました。

2人の顔を見て笑顔になったすぐ先に、今度はかっさんの姿が。

 「ラスト3人でゴールするから!」

その言葉を聞いて最後のスパート。

最終コーナーを曲がった瞬間、たくさんの人とたくさんの声援、
そしてリレーメンバー2人の姿。

その瞬間、帽子をとってガッツポーズ!

そのまま3人で手を取り合ってゴールテープへ。
周りにたくさん人がいたのに、この瞬間はゴールテープしか見えませんでした。

そして歓声に包まれながらゴール!!

手元の時計を見ると1時間41分28秒。
ラスト5キロで一気にタイムを縮められました。

タイムを見てもう一度ガッツポーズ。
疲れと苦しさが喜びに変わった瞬間でした。

ゴール後

佐渡トライアスロン14

完走記念のメダル、タオル、シャツをもらい、
佐渡テレビの完走者インタビューを受け、
ようやくゆったりとした時間が訪れました。

次々と入ってくるランナーを見ながら、最後に3人で記念撮影。

完走の余韻に浸りながら、帰路につきました。

最終的な結果は、
 スイム:0:35:21
 バイク:3:50:17
  ラン:1:41:22
  総合:6:07:00
  順位:22/106位

佐渡トライアスロン16

こうして自分のトライアスロンは終わりましたが、
Aタイプの戦いはまだ続いていました。

写真は17時時点のAタイプのラン。25km地点の様子。
もうここまで来ると体力よりも気力との戦いになっているようです。

みなさん、走るというより早歩きに近い状態で前に進んでいました。

そんな苦しそうな姿を見てもなお、
いつか走ってみたいと思いは大きくなるばかり。

ですのでまず、リレータイプの次はBタイプの出場を目指そうと思います。
2年後か5年後かわからないですが。

トライアスロンを完走できたら、人生の楽しさがまた1つ増える気がします。

そのシーンを思い浮かべながら、
長かった佐渡トライアスロンが終わります。

来年はどうしましょうか。とりあえず来年はリレーで出たいです。

スイム・バイク・ラン、いずれかに自信がある方、
ぜひ同じチームになって出場しましょう!

かなり長くなりましたが、佐渡トライアスロンのまとめ終わりです。

あと何回かトライアスロンで気づいたことを書いていきます。

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2014-09-10 | Posted in 110. 参加イベントComments Closed