202. 暮らし方

オンオフの境界をなくす ~ダブルローカルという暮らし方~

こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

年々行きたい場所、会いたい人が増えているという人生を送っていますが、
その中で今年のうちに行きたい場所の1つに、
新潟県十日町市にある山ノ家というカフェです。
カフェですが、民家をリノベーションしたゲストハウスでもあります。

そのカフェの空間を体感してみたいのと、運営者の後藤寿和さんと池田史子さんが、
東京と十日町を定期的に行き来して生活しているという点にも興味を持ったからです。

上記のWebサイトの写真を見ると、地方にあるとは思えないような洗練された空間です。
ここで仕事したら1.5倍くらい効率が上がりそうです。

そんな山ノ家を運営するお二人が提唱されている「ダブルローカル」について、
ご自身がその考察をアップしていたので紹介します。

 ダブルローカルの考察、そして雪融けの春。

ダブルローカルについては、以前にこのブログでも紹介しています。

 二拠点居住はオンオフの切り替えを曖昧にしたい

一般的に二拠点居住というと、
どちらかの住居がメインで、もう一方の住居がサブ、
一方の住居が仕事用で、一方の住居がプライベート用、
と分けて考えることが多いです。

上記の自分のブログで二拠点居住の例として紹介している馬場未織さんは、
平日は都内で仕事をし、週末は田舎で自然とともに過ごしてリフレッシュするという生活で、
まさに仕事とプライベートを分けて生活していると言えます。

こうしてオンとオフを分けることによって、
その場所に行った時に意識が切り替わって、マンネリ化が防げ、
互いに良い相乗効果をもたらすのだと思います。

一方、ダブルローカルは二拠点居住と似て非なるものです。

「複数の拠点も持つ」という点では同じでも、
それぞれの拠点に対する認識がちょっと違います。

山ノ家のお二人の言葉を以下に引用します。

もともとの本拠地であった東京と、
山ノ家がある新潟県南部の豪雪地帯である十日町市とを往復して、
月の半分ずつどちらかで過ごしている。

従来型の、富裕層の人々が田舎に持つ「別荘」でもなく、
一家の主人が単身赴任して、やむなく別宅を設定したりするのとは異なり、
私たちにとって、両方の拠点が自分たちの日々の暮らしと仕事の本拠地、
どちらも自分たちの「地元」=マイ・ローカルだと思って生活し、仕事をしている。

ふたつの、複数の場所を、どちらも同じ重さの愛すべき「地元」として行き交うことを
私たちは「ダブルローカル」と命名したのであった。

ダブルローカルとは、どちらも自分のホームであり、
仕事やプライベートの時間を場所によって切り分けない暮らし方である、
ということです。

「ここは仕事する場所」「ここはゆっくりとくつろぐ場所」
という場所ごとに役割を限定せず、いい意味でオンとオフの境界をなくしている、
それはとても無理のない、自然な暮らし方のように感じました。

山ノ家のお二人も同じように感じているようで、
都市と地方の境界をなくして居心地のよい空間を作れている最大の理由は
「無理をしていない」ことだと言っています。

無理して場に役割を持たせたり、全てを地元に合わせているわけでもなく、
自分たちが自然に心地よく過ごせる環境を突き詰めていった結果、
今の山ノ家ができたとのこと。

自分もオンオフを切り分けないダブルローカルという考えにとても惹かれています。

まだ世間にはほとんど認識されていない「ダブルローカル」という概念ですが、
これからの暮らし方にフィットした考えだと思っています。

ダブルローカルがこれからどう広がっていくのか、
提唱した山ノ家の活動はどんな方向に進んでいくのか、
そして自分はどうダブルローカルを実現させていくのか。

注目するとともに、自分でもその芽を作っていきたいと思うのです。

では、良い週末をお過ごしください。

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2015-05-15 | Posted in 202. 暮らし方Comments Closed