800. 個人思考
地域活性はまた会いたいと思える人を増やすこと
こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
前回の記事で書いたとおり、この前の週末は佐渡に帰ってハーフマラソンを走りました。
ハーフマラソンでは自己ベストを更新でき、
学生時代の友人たちに再会でき、
家族揃って大会に参加もでき、
とても充実したマラソン大会となりました。
来年も佐渡トキマラソンに参加する予定なので、
参加したい方がいましたら、ぜひ一緒に出場しましょう。
さて、今回は高校時代の後輩も大会に出場していたのですが、
終わってから打ち上げをしないかと誘われていました。
彼女の実家は旅館を営んでいて、宴会部屋が空いているので、
その部屋を使って打ち上げをするとのことでした。
面白そうなので他にも参加していた友達や、妻と子どもも誘って参加しました。
完走したという達成感とお酒の力も相まって、
短い時間ではありましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
マラソンのことを中心にいろいろと話したのですが、
一番印象的だったのは、来年もまた走ろうという話題になった時です。
マラソンを走る時期としては遅く、暑い天候のために、
レースは厳しいものになるのですが、
それを考慮してもなお参加したいという思いがみんなに芽生えていて、
また走りたいという話になりました。
その話を聞いて、打ち上げを企画した後輩が
「この打ち上げを毎年の恒例企画にできたらいいですね」
と言いました。
その場にいた人たちは、その言葉に賛同し、
来年もまた佐渡トキマラソンに帰ってくることを誓いました。
この一連の流れの中にいて思ったことは、
地域活性はこういうところから起こっていくんじゃないか、
ということです。
大規模なイベントを企画・開催したり、
観光地を整備したり外部にPRすることはもちろん大事で効果的。
ただ、それだけじゃなくて、もっと小さいところから、
個人の力でも地域活性の役割を十分果たせるんじゃないかと思ったのです。
地域活性はまた会いたいと思える人を増やすこと。
その地域にまた会いたいと思える人ができれば、
またその地域を訪れる理由になります。
人が来れば多かれ少なかれ、その地域の経済が動き、
そこに住む人たちに影響を与えます。
何より、外から自分たちに会いに訪れてくれることは、
お金には換えがたい喜びがあります。
人口減少社会に突入している現代日本では、
人口を増やすことはかなりハードルが高いですが、
その一方で、他地域に住みながらその地域と関わりを持つ「関係人口」なら、
増やせる余地は十分にあります。
こうやって楽しい瞬間を誰かと共有しようと思うこと、
何より自分自身がその場を楽しむこと、
地域活性とはその先にある結果なんじゃないかと、
楽しい宴の帰り道に思ったのでした。
来年も楽しい宴か開催できるよう、またトレーニングに励みたいと思います。
では、明日も良い1日になりますように。
