800. 個人思考

銀河鉄道999に学ぶ、人をうらやまない方法

こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

娯楽の少ない佐渡で育った自分にとって、
子どもの頃の楽しみと言えばマンガとゲームでした。
田舎育ちなのに何だか田舎っぽくない感じしますね。

もちろん山や海で遊ぶのも楽しかったのですが、
毎日のように行くわけではないですし、
トータル時間で考えると、マンガとゲームの時間が長かったように思います。

小学校の時はゲーム優勢で、
中学校以降は部活の関係で時間が制限されたこともあり、
ゲームよりマンガの時間が多くなりました。

当時からいろいろとマンガを読みましたが、
思い出深いマンガの1つに銀河鉄道999があります。

高校時代にマンガ好きの友人の家に泊まりに行った時、
紹介されて一気に全巻の半分くらい読みました。
残りも数日かけて一気に読み終えるくらい夢中になりました。

話の内容は、機械人間に母を殺された主人公の鉄郎が、
無料で機械の身体をくれるという星を目指して、
謎の美女メーテルとともに銀河超特急999に乗って旅をする、というものです。

メーテルは有名なキャラなので、
マンガ自体を知らなくてもどこかで見たことがあるかもしれません。

このマンガでは、銀河鉄道999に乗って終着駅に到着するまでに、
様々な星に立ち寄って、そこで出会った人たちと交流したり戦ったりしていきます。

ざっくり言うとワンピースの宇宙版でしょうか。

星それぞれに特徴があり、1年中夏のように暑かったり、
常に強風が吹き荒れて建物がまっすぐ建てられなかったり、
光が全く届かなかったり、
地球の常識では考えられないような環境が登場します。

そうした面白い星たちと、そこで出会う個性的なキャラにすっかり魅了されて、
すぐにこのマンガにハマってしまいました。

特に自分が気に入っている星は「これからの星」です。

この星は地球と似たような光景が見られますが、
突然狭い範囲で台風が発生するという危険な星。

鉄郎とメーテルが泊まった宿も台風に巻き込まれてしまい、
命の次に大事な銀河鉄道999のパスをなくしてしまいます。

銀河鉄道999は乗りたくても乗れない人が多くいるため、
パスは高値で取引されます。
もし落としたらまず返ってこないと思った方がいいくらい。

鉄郎とメーテルは必死になってあたりを探しますが、
どうしてもパスを見つけることができませんでした。

途方に暮れながら999の停車駅に戻って座り込んでいると、
道行く人たちが次々と励ましの声をかけてくれます。

パスと一緒になくした手荷物や服を届けてくれる人もいました。

そうやって少しずつ無くしたものが戻ってくる中で、
ついに大切なパスも手元に戻ってきました。

一夜にして全てを無くしながら、すぐに元通りになったという奇跡。

この奇跡に鉄郎は驚き、パスを返してくれた人に、
なぜ価値のある銀河鉄道999のパスを返してくれたのか聞きました。

返ってきた答えは
「人が持っている物でいつか私たちの手に入らない物はないから。」
というもの。

その言葉を聞いて納得した鉄郎は、気持ちよく次の星へと旅立っていきます。

この星の話がすごく好きで、今まで何度も読み返しています。

FacebookやTwitterなどで、最新のアイテムだったり、
大人数でパーティーをしたり、海外旅行に行ったり、
うらやましいと思う機会は昔より格段に増えました。

そんな時にはよくこの話を思い出して、
「いや、自分にもできることなんだから」と言い聞かせると、
うらやましい気持ちも幾分収まってきます。

鉄郎は去り際に、宇宙がこんな星ばかりなら争いも起こらないのにと言っていますが、
もし地球もこんな人ばかりなら、もう少し嫌な思いをする機会も減るのでは、
と思いました。

銀河鉄道999は時代を超えて愛される名作ですので、
時間のある方はぜひ読んでみてください。

夜にじっくり読むのがおすすめです。

では、良い週末を。

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2015-06-05 | Posted in 800. 個人思考Comments Closed