201. 働き方

専業崇拝は変化の激しい時代には合わない

こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

この週末テレビを見ていたら、
日本の職人を紹介する番組をやっていました。

その方は職人一筋60年。

足を怪我して自由に動けなくなり、
手先を使うだけでよかった将棋の駒を作る仕事に就き、
以来同じ仕事をずっと続けてきたスペシャリストです。

今や機械の波が押し寄せているこの分野において、
そのクオリティから強烈な存在感を発揮しているようで、
未だに全国から直接注文が来るそうです。

番組では、その職人の仕事の様子を地元の高校生に見せ、
高校生たちの感想を職人に届けていました。

涙ぐんでいる職人を見て、こちらも感情移入してしまいました。

さて、これは一見とても感動的な話に見えるのですが、
番組が終わって冷静になって振り返ってみると、
ちょっと危険じゃないかと思いました。

その原因は「専業崇拝思考」です。

番組の中で、職人の仕事の様子を高校生に見せていますが、
その背景には、「みなさんもこういう働き方を目指しなさい」
という意図が込められているような気がしました。

そしてその思惑通りか、
見終わった後の高校生たちの感想の中には
「自分も職人になって1つの仕事に没頭したい」
というものもありました。

何十年も1つのことに向き合い続けている職人は、
本当に素晴らしい働き方だと思いますし、
その職人が今の豊かな日本を作り上げてきたことは紛れもない事実です。

ただ、その職人的な働き方が唯一絶対の正解ではない。

季節ごとに違う仕事をする働き方だったあるし、
2つの仕事を同時に進める働き方もあるし、
週のうち3日は会社の仕事、残りは個人の仕事という働き方もある。

日本を今を築いてきた伝統的な職人の働き方以外にも、
様々な働き方の選択肢を知ってもらう必要があると思うのです。

現代、そしてこれから近い未来では、
仕事が生まれるサイクル、消えるサイクルがどんどん早くなると言われています。

そうすると、今自分が働いている業界自体が消えるかもしれない。

そんな不安定な時代において、
1つの仕事だけに絞るのは、決して安定とは言えません。

仮に1つに絞ったとしても、時代の変化に合わせて自分も変化していくという
柔軟な姿勢が求められることは確実です。

だからこそ、ここ数十年日本を支配している専業崇拝思考を脱し、
1人で複数の仕事を持つという選択肢を受け入れることが必要だと思っています。

1人で複数の仕事を持つ複業という働き方は、
既に多くの方が実戦しています。

 複業時代がやってきた!2枚目の名刺を持つ生き方、実践者のリアルとは? | CAREER HACK

 パラレルキャリアとして歩き続けるための3つの思考力とその極意とは | ライフハッカー[日本版]

自分もその1人。
会社員として勤めながら、自分でも仕事を作るよう模索しています。

そんな複業について、自分なりの今の考えや取り組みを、
明日の開催されるトークイベントにて話す予定です。

ネットでリアルタイム配信を行う予定ですので、
興味のある方はぜひご覧ください。

 これからの仕事について語り合うイベントを開催します vol.2

では、明日も良い1日になりますように。

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2015-11-30 | Posted in 201. 働き方Comments Closed