こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

この前の週末、八王子ロングディスタンスという長距離トラック競技において、
旭化成に所属する村山紘太選手が日本新記録を樹立しました。

 村山紘太が1万mで日本記録樹立、鎧坂哲哉も従来の記録を更新

従来の記録は14年も前に記録されたもの、
その記録を5秒以上短縮しての大記録となります。

世界記録が次々と更新されていく中、
日本の長距離の記録は長らく停滞していましたが、
ようやく少し道が開けてきたように思います。

この大記録の影には、他の1人の日本人の存在があります。

それはかつて早稲田大学駅伝部のエースとして活躍し、
現在はアメリカを拠点に活動している大迫傑選手です。

十数年前から長距離の日本記録は止まったままでしたが、
今年大迫選手が長らく更新されていなかった5000mの日本記録を更新しました。

近年の有名ランナーたちが激しい練習を積んでも届かなかった記録を
ついに更新したことで、長距離界の空気は変わります。

「これは自分でもいけるのではないか」と。

そうした心理的障壁がなくなった数ヵ月後、
冒頭で紹介した村山選手が、今度は10000mの日本新記録を樹立しました。

これは決して無関係なことではないと思います。

環境の変化は意識を変え、壁を越える

大迫選手がより高みを目指すために単身アメリカに渡り、
従来の記録の壁を打ち破ったように、
その大迫選手の活躍を間近で見て、その後結果を出した村山選手のように、
環境の変化が人に与える影響は少なくありません。

元来人は環境に左右されやすく流されやすい生き物、
それをポジティブに解釈するなら、
レベルの高い環境に自らを置けば、その環境に順応していくということです。

大迫選手も村山選手も、能動的・受動的という違いはありますが、
環境の変化が意識を変え、記録の壁を超える原動力となったことは想像に難くありません。

ですので、何か壁に当たってどうしていいかわからないという時は、
思い切って環境を変えてみるのも1つの手だと思います。

拠点をアメリカに移すとまでいかなくても、
普段足を運ばないようなイベントに参加してみたり、
ちょっと気になっていたことに手をつけてみたり。

そのちょっとした変化がきっと壁を越える力になってくれる、そう思います。

現在長距離で活躍している選手たちの様子は
新年1/1に開催されるニューイヤー駅伝で見ることができます。

正月の昼間に放送される予定ですので、時間がある方はぜひご覧ください。

では、明日も良い1日になりますように。

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