306.地方
地方では手を引っ張ってくれる人が求められている
こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先日開催した朝活の中で興味深い話が聞けたので紹介します。
前回の朝活には、もうすぐ東京に引っ越す方が参加していたので、
新潟と東京についての話題が多く出ました。
その話の中で、「新潟の若者はどこにいるんだろう?」
という話になりました。
ある参加者の方は、知人とサッカーの試合を見た時に、
知人から「会場に若者が少ない」と言われたそうです。
一方、先日行われた新潟シティマラソンでは、
一転して多くの若者を目にし、
これほど多くの若者がいたのかと驚いたそうです。
自分としては若者が少ないとは感じておらず、
例えば、郊外にあるイオンや、活動範囲の新潟駅や万代を歩けば
多くの若者の姿を見ることができます。
ただ、インドアでもできることが増えたため、
外に出なくても、自分の存在を発信せずに他とつながりのない状態でも、
楽しい人生を送ることが可能になっています。
他の人とつながることは大変なことが多く、
自分と合わない人と会った時はストレスとなってしまうリスクがあるため、
今が楽しいなら無理して外へ出て行かなくていい、
そうした考えに至るのは不思議なことではありません。
しかし、そうしたつながりを絶っている人にもそれぞれのストーリーがあり、
ユニークな経歴があり、
話せば何かしら共通点が見つかることがあるかもしれず、
面白いと感じる瞬間に出会えるはずです。
自分から話す機会・習慣がないから周りに伝わらないだけで、
彼らの思考が伝わりさえすれば、
面白さの連鎖でつながりが生まれてくるのでは、
と思っています。
今地方には周りを鼓舞して誰かの背中を押す人より、
誰かの声を聞き、その手を引っ張る人の方が求められているように感じます。
特に新潟県民は自分を表現する機会が少なて慣れていない人が多いので、
後ろからどんどん押しても余計拒絶するのは目に見えています。
それよりも相手の話に耳を傾け、その声をすくい上げ、
その人に合った人やモノ、サービスを紹介するような、
手を引いてくれる人の方が必要ではないかと思っています。
どちらかと言えば自分が開催している朝活は、
背中を押すより手を引っ張るタイプの場です。
ですので、参加した人にとって次の何かにつながる機会になれるよう、
これからも参加した方々の内なる声を引き出していけたらと思います
では、明日も良い1日になりますように。
